横浜薬科大学と「大脳オルガノイドを用いたカンナビノイドの機能性・安全性評価」に関する共同研究を開始

弊社(株式会社ショーダテクトロン:CANNABI PLUS事業部)は、横浜薬科大学薬学教育センターの坂井研太助教と「大脳オルガノイドを用いたカンナビノイドの機能性/安全性評価」をテーマとする共同研究に関する確認書を取り交わし、双方で署名いたしました。

本研究では、Biosyyd社製の高品質なカンナビノイド原料を使用し、最先端の脳オルガノイド技術を活用して、その有用性や安全性を科学的に検証してまいります。この取り組みを通じて、カンナビノイドの新たな可能性を追求するとともに、より安心してご利用いただける製品づくりを推進していきます。

研究担当者プロフィール

坂井 研太(さかい・けんた)
横浜薬科大学 薬学部 助教/博士(薬学)・薬剤師
専門分野:脳科学、薬理学、栄養学、食品科学

福岡大学大学院薬学研究科博士課程修了(2021年3月)。
福岡大学大学院 特別選抜研究員、九州大学 五感応用デバイス研究開発センター 助教を経て現職。

これまでに、血液脳関門における脳ペリサイトとアストロサイトの相互作用を世界で初めて解明し、脳の興奮性およびてんかんなど中枢疾患への関与を明らかにするなど、脳科学分野で先駆的な研究を行ってきました。
さらに、食品科学研究の領域では、チロシンとプロリンのジペプチドが認知症予防に資することを実証するなど、食と脳機能の関係に新たな知見をもたらしています。

現在は、ヒトiPS細胞由来の大脳オルガノイドを用い、神経活動電位変化を評価軸とした医薬品・食品の機能性評価法の確立に取り組んでいます。
研究成果は Journal of Pharmacological Sciences, Neuroscience, npj Science of Food など、国内外の主要学術誌に掲載されています。

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